毒親育ちの心に寄り添う絵本と音楽|親子でも一人でも楽しめる作品

考えるのを休んで、物語と音に触れる

毒親育ちの方にも、親子にも。心の境界線をやさしく感じる絵本と音楽

説明を読み続けて疲れたときのために、短いオリジナル作品を用意しました。子どもへ読み聞かせる場合は、感想を求めず、途中で閉じても構いません。

オリジナルWeb絵本

きもちのドア

文・構成:親子の境界線ノート

ドアのむこうの音

ソラの家には、音の大きなドアがありました。ドアのむこうで誰かが怒ると、ソラの胸までドンドン鳴りました。

胸の中の小さな声

「こわい」と言うと、声は少しだけ形になりました。形になった気持ちは、もうソラを全部のみ込むほど大きくありません。

入れてもいい気持ち

うれしい、かなしい、くやしい。どの気持ちも、玄関で名前を聞いてから、ソラの部屋へ入れることにしました。

今は入れない

怒鳴る声や、ソラを小さくする言葉には、「今は入れません」と言いました。ドアを閉めることは、意地悪ではありません。

大人が謝る日

ある日、大人が言いました。「こわがらせたのは、あなたのせいではない。私が変えることです」。ソラは、すぐ笑わなくてもいいと知りました。

ソラの鍵

ソラの鍵は、誰かを閉め出すためではなく、自分が安心して眠るための鍵。開ける日も、閉める日も、ソラが決めていいのです。

読み終わったあと

「どの場面が好き?」と聞くより、「ここに置いておくね」と伝えてください。話したくなったときに戻れる余白も、作品の一部です。

オリジナル音楽

いま、ここに戻る音

約60秒の短い音です。4つ数えながら吸い、6つ数えながら吐く呼吸に合わせています。呼吸が苦しくなる場合は、音を止めて普段どおりに呼吸してください。

いま、ここに戻る音(約60秒)

小さなベルとやわらかな低音による、当サイトのオリジナル音源です。

朝:足の裏でリズムを取る

音に合わせて、左右の足の裏へ交互に体重を移します。考えを止めるのではなく、身体へ注意を戻します。

夜:一音だけ声に出す

楽な高さで「んー」と短く鳴らし、胸や喉の振動を感じます。上手に歌う必要はありません。

親子:終わりを子どもが決める

手拍子をまねし合い、子どもが両手を閉じたら終了します。「やめる」が守られる遊びにします。